旅の記憶。

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タイ|ピンクガネーシャの寺へ 何でもあり?なワット・サマーン・ラッタナーラーム

今回のタイ・バンコク滞在中に行きたかった場所がここ「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」でした。

バンコクから車で約1時間半ほどの場所にあり、「ピンクガネーシャ」が特に有名な寺院です。

もちろん目的は、その巨大なピンク色のガネーシャ。

……だったのですが。

境内を歩いてみると、ピンクガネーシャ以外も凄かった。

むしろ歩けば歩くほど、

「ここは一体、何なんだ……?」

そんな気持ちになってくる、不思議で楽しい寺院でした(笑)

ワット・サマーン・ラッタナーラーム

チャイティーヨー・パゴダのレプリカ

駐車場に入って、まず目に飛び込んできたのが巨大な黄金色の建造物。

これはミャンマーの「チャイティーヨー・パゴダ(通称:ゴールデンロック)」のレプリカです。

本物のチャイティーヨー・パゴダは、有名な仏教の巡礼地で、崖のふちに「落ちそうで落ちない岩」として存在し、頂上には仏塔(パゴダ)が建てられています。

プラ・ラーフー

続いて現れたのは、真っ黒な姿をしたプラ・ラーフー。

大きな金色の球を口元に抱えています。

タイではラーフーは日食や月食と結びつけられる神格として信仰されていて、この何とも迫力のある姿も各地の寺院で目にします。

 

そして、そのすぐ近くには三つの頭を持つ巨大な象。

さらに、その上には緑色の神像がいます。

真正面から眺めると、左右から伸びる長い鼻と牙がかなりの迫力でした。

ここまで来てふと思いました。

この寺院「ワケが分からない」笑

 

さらに歩いて屋台や売店が並ぶエリアへ。

食べ物やお土産などを扱う店が並び、人も行き交っていて、ちょっとした市場のような雰囲気です。

停まっていたクルマは510ブルかな?

寺院の敷地内に旧車。

なぜここに?

……と思ったけど、このあとさらに「なぜ?」の連続になるので、この程度は序の口でした(笑)

謎のキャラクターたち

中を進んでいくと、独特すぎるキャラクターが次から次へと視界に飛び込んできます。

次第に次は何が出てくる?と楽しみになってきました。

いや、ちょっと待て、ここはたしか寺院のハズでは・・・汗

 

キャラクターゾーンを抜けると、また雰囲気が一変しました。

屋根の下には金色の仏像や高僧の像がずらりと並んでいます。

赤い絨毯。

金色の仏像。

供えられた花。

参拝する人々。

こうして見ると、やはりここは多くの人が祈りを捧げる寺院なのだと実感します。

・・・金色がちょっと派手すぎではありますが 笑

 

さらに進むと、川を望む場所に僧侶の像が一列に並んでいました。

黒い鉢を前に置き、静かに座る姿。

いや、リアルすぎませんか・・・。

一瞬本物の僧侶たちが静かにお祈りしているのかと本気で焦りました。

そしてその間には、なぜか白いウサギ。

後ろには大きな川。

ワット・サマーン・ラッタナーラームはバンパコン川沿いにあり、境内を歩いていると時折こうして水辺の景色が現れます。

ついにピンクガネーシャとご対面

そして、いよいよ今回の目的、巨大なピンクガネーシャとご対面です。

第一印象、デカい!

ガネーシャはヒンドゥー教の神様で、この像は高さ22メートル、横幅16メートルという非常に大きなスケールを誇ります。

「通常の3倍のスピードで願い事が叶う」というシャア・アズナブルのような強力なご利益があるパワースポットとして、世界的に有名で、このピンク色は、像が建てられた当時の故プミポン国王のラッキーカラーがピンクであったことに由来しています。

願い事の伝え方

お願い事は、ガネーシャに直接お願いしてはいけません。周囲にいる「ネズミの使い」にお願いを託します。

曜日ごとに色分けされたネズミの像があるので、自分の生まれた曜日の色のネズミを探し、ネズミの片耳に願い事を伝えます。この時、願い事が反対の耳から逃げないように、手でしっかりと塞ぐことが重要です。

色は、月曜が黄、火曜がピンク、水曜が緑、木曜がオレンジ、金曜が青、土曜が紫、日曜が赤です。また、写真手前に写っているガネーシャ正面に位置する金色のネズミは、特別なネズミで金運にご利益があるとされています。

四面のブラフマー像

四つの顔を持つ「ブラフマー」

四面神という名前の通り、四方向に顔を持っています。

足元には大きなピンク色の蓮。

ガネーシャだけじゃなく、この寺院は全てが巨大でした。

 

巨大ガネーシャの周辺には、小さなガネーシャ像も数多く祀られていました。

身体中に金箔が貼られ、元の色が分からなくなるほどです。

訪れた人々が一枚一枚願いを込めて貼ったものです。

 

境内の売店へ。

そこには様々な置物が並んでいました。

特に目立つのが「鶏」その奥には僧侶の像や神像。

さらに視線を上げると……

ス、スーパーマン!?

どういうこと?笑

寺院でありながら、どこかテーマパークのようでもあり、ホントに不思議な場所です。

中国エリア?

続いて現れたのは、白とピンクの巨大な観音像。

足元には中国風の神々や動物の像がずらりと並び、先ほどまでとは、まるで違う世界が広がっていました。

一つの境内を歩いているだけなのに、

タイ・インド・中国・そして日本のアニメ。

ホントに意味が分かりません (笑)

 

天井から吊るされた無数の赤い提灯。

柱には金文字の漢字や龍の装飾など。私はいつの間にか中国ゾーンに入ったようです。

 

びっしりと吊るされた銀色の葉。

近づいて見ると、一枚一枚に何か書いてあります。おそらく日本で言うところの絵馬みたいなものでしょう。

続いて鮮やかな中国風の祠がありました。赤い柱には龍が巻き付き、屋根の上にも龍。

奥には旗や香炉が置かれ、ここでも人々が祈りを捧げる空間になっています。

タイの仏教寺院を歩いていたはずなのに、気づけば中国寺院に迷い込んだようです。

 

出口付近には、これまたインパクトある展示が。

これ「一休さん」ですよね?

違うとは言わせませんよ。笑

最初のうちは驚いていたけど、終わり頃には、

「まぁワット・サマーンだからアリだね」と思ってしまっている自分がいました(笑)

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あとがき

訪れる前は、「巨大なピンクガネーシャを見る場所」くらいに思ってました。

ところが実際に歩いてみると、この場所に詰め込まれた世界の広さに驚かされます。

「これは仏教」

「これはヒンドゥー教」

「これは中国系」

などと頭の中でカテゴリー分けせず、目の前にあるものをそのまま楽しんだほうが、この場所には合っている気がしました。

何より、歩いていて飽きることがありません。

角を曲がるたび、「次は何?」と。

寺院でこんな感覚になったのはもちろん初めてです。

一見するとバラバラ。

でも歩いているうちに、「まあ、これもタイらしいな」と思えてくるから不思議です。

きっちり整理されていないからこそ面白い。

神様もキャラクターも、祈る人も観光客も、全部同じ場所にいる。

そんな懐の深さこそ、この寺院の魅力なのだと感じました。

 

旅行メモ

ワット・サマーン・ラッタナーラーム
Wat Saman Rattanaram

場所:タイ・チャチューンサオ県
空港から:車で約1時間


参拝:自由

タイ国政府観光庁掲載の参拝時間:8:00〜17:00
※訪問前に最新情報をご確認ください。

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