2026年7月7日。
七夕の日に合わせて、東京大神宮の「七夕祈願祭」へ参拝してきました。
この時期の東京大神宮は、美しい花手水や風鈴、竹灯籠のライトアップに彩られ、普段とはまた違った幻想的な雰囲気に包まれます。

なぜ「東京のお伊勢さま」なのか

境内を歩いていると、「伊勢神宮」の案内を目にする機会が多くあります。
実は、東京大神宮と伊勢神宮にはとても深い関わりがあります。
古くから伊勢神宮への参拝は、「一生に一度は訪れたい」と多くの人々が願った特別な旅でした。しかし、当時は誰もが気軽に伊勢まで足を運べる時代ではありません。
そこで、東京にいながら伊勢神宮を遥拝できるよう創建されたのが東京大神宮です。
御祭神には、伊勢神宮内宮の天照皇大神と、外宮の豊受大神の御分霊がお祀りされており、「東京のお伊勢さま」と親しまれています。
そのため、東京大神宮への参拝は、伊勢神宮へお参りするのと同じご利益があるとも伝えられています。
「天空の煌き花手水」


まず目を惹いたのが、美しく彩られた花手水。
色鮮やかな花々が水面いっぱいに浮かび、七夕らしい華やかさを演出しています。
見ているだけで心が和む、とても美しい花手水でした。
縁結びの神様


東京大神宮といえば、やはり「縁結び」の神社として有名です。
境内には、万物を生み出し「結び」を司る神様とされる造化の三神、
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
がお祀りされています。
人と人とのご縁だけでなく、仕事や学業など、さまざまな良縁を願って全国から多くの参拝者が訪れる理由も頷けます。
縁結び鈴蘭風鈴


夏の東京大神宮を彩る風物詩が、「縁結び鈴蘭風鈴」です。
すずらんは「幸福が訪れる」という花言葉を持つ花。
境内には可愛らしい鈴蘭を模した風鈴が数多く吊るされ、風が吹くたびに涼やかな音色が境内に響き渡ります。

足元を見ると、地面にも鈴蘭のライトアップが映り、細かな演出にも心が和みました。
七夕の短冊


境内には、参拝者の願いが込められた色とりどりの短冊が並びます。
一枚一枚に様々な願いが綴られ、七夕らしい温かな雰囲気を感じることができました。
本殿

本殿へ向かうと、竹灯籠の柔らかな灯りに照らされ、昼間とは違った幻想的な景色が広がっていました。
厳かな空気の中にも、七夕ならではの華やかさが感じられました。


毎年7月1日から7日まで行われる七夕ライトアップは、多くの参拝者が楽しみにしている夏の恒例行事となっています。
東京五社*1の一社として格式を備えながら、お守りやおみくじの種類も豊富で、季節ごとの美しい装飾やライトアップも楽しめる東京大神宮。
七夕の特別な雰囲気の中で「東京のお伊勢さま」をお参りでき、心まで晴れやかになった帰り道でした。
*1:明治神宮・靖国神社・日枝神社・大國魂神社・東京大神宮