【世界遺産】ロンドン塔(Tower of London)

テムズ川からロンドン塔を見ると護岸に"Entry to the Traitors' Gate"(反逆者の門入口)の文字が見えます。
ここは、主に反逆罪などの重罪で告発され、船で連行されてきた人たちが、テムズ川から船のままでロンドン塔へ入る水門です。
この門をくぐった人々の多くは、監禁→裁判→処刑という運命をたどったそうです。
タワー・ミレニアム桟橋(Tower Millennium Pier)で船を下りて、ロンドン塔へ歩いて向かいます。


ロンドン塔は周りを厚い石の城壁で囲まれていました。
壁に開けられた細長い縦穴は、矢狭間と呼ばれ、中から外敵へ矢を射る穴です。

ホワイト・タワー(White Tower)
11世紀、ウィリアム征服王によって建設されました。
王の権威の象徴と、テムズ川からロンドンに侵入する者を阻止するための要塞です。
当初は国王の住居としても使用されたため、国王が塔内に滞在中は王旗が掲げられ、不在時はユニオンジャックが掲げられていたそうです。

塔への正面出入り口はこのミドルタワー(Middle Tower)

門扉にはクイーンエリザベス2世のプレート

塔の係員は、雰囲気のある衣装を身に纏っていました。

郵便ポストにもクイーンエリザベス2世のロゴが刻まれています。
イギリスでの郵便事業は現在民営化され"ロイヤルメール"の商標で運営されています。

だんだん日が西に傾いてきました。
タワーブリッジの夕景から夜景への移り変わりを眺めることにします。

ほぼ日は沈み、橋はライトアップされましたが、空はまだ少し明るいです。

完全に夜になりました。
夜の美しさもまた格別です。

ロンドン塔の夜景も素晴らしい。

ここはかつて、監獄としても使われ、この塀の向こう側で処刑が行われたそうです。
そう考えると夜はちょっと気味が悪くなってきますね。

セント・ポール大聖堂(St Paul’s Cathedral)英国国教会の総本山
1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式はここセント・ポール大聖堂で執り行われました。

正面ペディメントのバロック彫刻。テーマは聖パウロの回心と布教。
馬に乗った人物や天上の光は「ダマスコ途上での回心」の場面をモチーフにしています。

高さ111mの大ドーム。
てっぺんの金の十字架はキリスト教と英国国教会の中心性を示すシンボルです。

テンプル・バー記念門(Temple Bar Memorial)
大聖堂のすぐ横に位置するこの門は、シティ・オブ・ロンドンとウェストミンスターの境界を隔てる門です。
左右の像は左:ジェームズ1世、右:チャールズ1世です。

日本で言えば「自転車通行禁止」ですが、ロンドンの標識はおしゃれですね。

正面から望む大ドーム。夜景は影の陰影がハッキリ出て迫力が増します。

ウエストミンスター橋へやって来ました。時計の針は20:35を指しています。
時計塔と半月が幻想的でした。

振り返ると観覧車ロンドン・アイ(London Eye)がテムズ川に反射しています。

うまくロンドンタクシーと絡み、満足のいく一枚が撮れました。(実は結構待った笑)

テムズ川越しに望む宮殿は思わず息をのむ美しさです。

この塔はしばしばビッグベンと呼ばれますが、ビッグベンは鐘を指す名称で、この塔の正式名称はクロックタワーです。
夜に見ると今にもピーターパンとティンカーベルが出てきそう

【世界遺産】ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)
来月に迫ったウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式はここで執り行われます。
他にも英国王室の戴冠式や王族の国葬なども行われる中心的な寺院。
丸く見えるのは、ローズウィンドウと呼ばれるステンドグラスで「キリスト教世界観」を表現しており、イギリス・ゴシック建築の最高傑作との呼び声が高いです。




1097年建設のウエストミンスター宮殿は現在、英国議会の国会議事堂として使用されています。
夜のロンドン街歩きはこのへんで。寒さが厳しいのでホテルへ帰ります。
カメラを向けるたびに、何百年もの時間が写り込む。
ロンドンの街歩きは、そんな贅沢な旅でした。
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次回はいよいよ帰国編、東日本大震災直後の混乱の日本へ
果たして私は無事に日本へ帰れるのでしょうか・・・。
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第6話⇩
2011年3月13日 訪問