香港のショッピングモールにあった吉野家
日本食が恋しくなっていたのと、昔行ったビバリーヒルズの吉野家が、日本とのあまりの違いにカルチャーショックを受けたことがあったので、香港はどんなものか食べてみることにした。

店構えからして違う・・・。
壁が無くオープンで、カウンター席もなくテーブルのみだ。

さらに衝撃的だったのはこれ。
何やら鍋をコンロで煮込んでいる。
しかも客の90%くらいがこの鍋を食べており、いわゆる牛丼はほとんど見あたらない。

時刻は20時半くらいだったが席はほぼ満席だった。
日本では着席してからオーダーだが、香港では注文はカウンターで行い、料理は席へ運んでくれるらしい。
ここは当然あの鍋を食べてみなくてはいけない。
メニューを指差して注文すると、店員は広東語でいろいろ質問してきているようだったが、さっぱり分からない。
すると店員は私が外国人だと分かったらしく、英語を話せる店員を呼んできた。
質問は
「味噌汁にするかお茶にするか?」
「ご飯にするかうどんにするか?」
のチョイスだった(笑)
値段は日本円にして約500円。無事に注文を終わらせしばし待つ・・・

運ばれてきたのがコレ。肉を生から煮るとはちょっと衝撃的・・・(汗)
ふたを開けると中に生の野菜がぎっしり入っていた。
野菜をかき分け肉を押し込みふたをしてしばし待つ。
ファーストフードの代名詞とも言える「吉野家」だが、これでは全くファーストではないな・・・(笑)
煮ている間、下を向いてスマホを見ていたら、相席のおばさんが吹きこぼれていると教えてくれた。

早速食べてみる
・・・う、ウマい!
簡単に言うと牛丼のツユで肉と野菜を煮込んだ感じ。すき焼きに近いかも。
なるほど香港人がみんなこれを食べているのもうなずける。
香港を再訪したときは、必ずもう一度食べたいと思える一品だった。
牛丼一筋だった日本の吉牛も、近年は様々なメニューを出していろいろ工夫しているようだが、是非ともこれをメニューに加えてみてはいかがだろうか?*1
2012年9月8日 訪問
*1:
日本の吉野屋でも翌年冬から牛すき御膳が発売開始された。ただし、自分で生肉から煮込むスタイルではない