旅の記憶。

旅で出会った風景、映画や日常など

東日本大震災直前のフライト

この旅を終えてもう14年の月日が流れてしまった。

ずっと書くことをためらっていたのだけれど、新規ブログを開設したこのタイミングで、当時の記憶を記録として残しておかねばという思いで書くことにした。

 

そう、旅の始まりは忘れることの出来ない「あの日」

**********************************************************

旅のきっかけはブリティッシュ航空からの一通のプロモーションメールだった。

それは3月中のフライト限定で往復61000円+燃油21000円という内容。

ちょうどロンドンへ行きたいと思っていたし、ブリティッシュ航空が羽田に乗り入れて早朝発着の設定になったので、弾丸旅行が出来るなぁ・・・と考えていた矢先のタイミングだった。

私は無意識に「ポチッ」としていた。

**********************************************************

2011年3月11日早朝。

私は羽田空港国際線ターミナルに立っていた。

 

BA008便の朝は早い。早朝5:10チェックイン完了。

 

事前に指定しておいた座席は39B。搭乗するB772では窓側最後列の2人がけ席だ。

 

定刻は6:25

 

まだガラガラの出国審査を抜けて免税店エリアへ。

まだ店はどこも営業していない。

 

6時頃になってようやく朝日が昇ってきた。

3.11の夜明けだ。

 

搭乗するシップはB772 G-YMMT

 

113番ゲートに到着。間もなく搭乗を開始するようだ。

 

到着地、ロンドンの天候はおおむね良さそうだ。

弾む気持ちを感じつつ機内へ乗り込む。

 

おおむね満席の機内。

まさかこの8時間後に大地震が東日本を襲うなんて・・・。

それは機内の誰も想像すら出来ないことだった。

 

まずは朝ご飯の焼きそば

 

窓の外にはシベリアの凍てつく大地が広がっていた。

 

続いてボックスランチが配られた。

 

食後は消灯タイム。日本時間ではまだ昼過ぎだから眠れない。

ふらふら軽食コーナーを散歩してみた。

 

シップはスカンジナビア半島までやって来た。

 

3回目の食事は晩ご飯。

 

約12時間30分のフライトもようやくフィナーレ。

このあと機内の乗客たちは驚愕の事実を知ることになる。

 

第2話へ⇩

 

2011年3月11日 搭乗

© 旅の記憶。