旅の記憶。

旅で出会った風景、映画や日常など

ブルートレインの終焉に思う

今朝の新聞にJR東日本の全面広告があった。

本日3/17にダイヤ改正するとのこと。

もっぱら新幹線の増発やら華やかなニュースが紙面を飾っていたが、

端の方にひっそりと

寝台特急日本海と寝台急行きたぐには運転取りやめ」

との記事があった。

老舗の寝台特急日本海の廃止により、これで残るブルートレイン

北斗星」と「あけぼの」だけとなった。

まぁ「あけぼの」が残ったことはある意味奇跡に近いのだろうけど・・・(苦笑)

 

こんなことをいうとまた「昭和が昔を懐かしんでる」と言われそうだが、

ニッポンの一時代を築いた「ブルートレイン」がまたひとつ消えると思うと寂しい限りだ。

インターネットの普及に伴って時代はスピードを求めていることはよく理解している。

経過よりもすぐに結果を求められる時代。

しかし一方で、現代の人々はそんな時代に疲れてきているように見える。

スローライフ」やら「癒し」やらの言葉をよく耳にするようになった。

  一分一秒でも早く到着する「最速の新幹線に乗って」

  「流行のパワースポットで癒しの時間をのんびりと過ごす」

  そしてまた「最速の新幹線に乗って」一刻も早く帰宅する。

そんなツアーが売れているようだ。

 

私には、健康のために近所のジムへランニングしに行く人が、

そのジムまでの短い距離をマイカーで行くのと同じくらい滑稽なことに見えて仕方がない。

現代を生きる人々は、そんなに生き急いでいったい何と戦っているのだろうか・・・。

 

2012年3月17日 (旧ブログから移行記事)

© 旅の記憶。