心也(長尾謙杜)と夕花(當真あみ)の一夜限りの逃避行。
ずっと二人で居たい気持ちはあるものの、心也は「一晩だけ」と父親に懇願し、夕花も逃げ続けられないことは分かっている。そんな二人が最後にたどり着いたのが、この房総電鉄 龍浦駅(天浜線 宮口駅)だ。

木造瓦葺きの駅舎は趣深く素晴らしいロケーションだった。


駅舎内にはポスターが今でも展示されている。

夜を明かした二人が座っていたベンチ。


上画像2点【映画『おいしくて泣くとき』公式X】より

先に目を覚まし、逃避行を終わらせる決断をした夕花は、保護を要請するため、警察に電話をかけに行く。

保護された夕花がパトカーに乗せられて走り去っていく道。
「さよなら、心也君。」
まだ高校生の二人には自分たちではどうすることも出来ないことは二人とも分かっている。
好きだからこそ心也のことを思い、自ら去っていく夕花が儚く切ない。

よく「女は感情で動く」って聞くけど、こう言う時って女は割と現実的で、男は子どものように理性より感情が支配するよな・・・。
そんなことをぼんやりと考えながら、誰も来ない駅をいつまでも眺めていた。
2025年11月10日訪問